ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。
住友林業と家づくりをしている現役の施主です。突然ですが注文住宅での家づくりで一番重要なことってなんだと思いますか?
私たちが打ち合わせなどを行なってみて情報をしっかり調べることだと感じました。
そんな思いから家づくりをしてみてナマで感じて得られた
- ハウスメーカーでわかりにくいなと思う情報
- 注文住宅を建てる上で役立つ情報
をハウスメーカーの営業さんとは違い、実際にハウスメーカーで住宅を建築中の施主側からまとめていきます。
ぜひご覧いただき、しっかりと情報を得て準備を行いましょう!!
流れを知っておくと事前の準備ができます。
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今回は住宅ローンを借りる際に決めなければいけない、どの種類の銀行で借りるのが一番いいのか?
についてまとめます。
大手銀行、ネット銀行、地銀、信金などそれぞれに特徴もあり、メリット、デメリットもあり向いている人が違います。
一概に金利だけで比較できない面もあるため今回はそれについてまとめてみたいと思います。。
- これからローンを組む人
- 銀行選びに迷っている人
には特に参考になると思います。
そして最後に各銀行が向いている人の特徴をまとめましたので、お時間がない人はぜひ目次からチェックしてみてくださいね。
住宅ローンもしっかり検討することが大切です。
住宅ローンが借りれる銀行は?
注文住宅を建てる上では住宅ローンをほとんどの人が借りると思います。
前回はローン金利についてまとめました。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
そしてそんな住宅ローンを借りれる銀行としては大きく分けて
- ネット銀行
- 地方銀行
- 信用金庫
- 大手銀行
があります。それぞれの特徴については図にまとめてみました。それは以下の通りです。
/ | ネット銀行 | 地方銀行 | 信金 | 大手銀行 | フラット35 |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 変動金利が低い | 融通が効きやすい | 地方銀行同様 | 大手の安心感がある 審査は厳しめ | 固定金利のみ |
メリット | 変動金利が安い 事務手数料がかかる 事前審査は緩め | 審査は大手よりはゆるい 近くに店舗が多く行きやすい 融通が効きやすい (建てるまでの時間や土地先行など) | 融通が効きやすい 近くに店舗が多い | 大手の安心感がある プランが多い | 団体信用生命保険なしで借りれる 転職したばかりの人でも借りやすい 頭金を入れれれば固定金利が安い |
デメリット | 融通がきかない (土地先行などない) 本審査が厳しい | 金利はネット銀行より金利が高い | 転居で利用できなくなることも ATMなどが使いにくい | 頭金が必要 融通はきかない 審査が厳しい | 頭金がないと金利が高い 上限が8000万 固定金利しかない |
金利だけ考えるとネット銀行が一番いいと思いますが、住宅ローンはそれだけではありません。
ということでここからは具体的にそれぞれの特徴をまとめていきます。
ネット銀行の特徴
ネット銀行とは、店舗を持たない銀行の総称で店舗を持たないが故に金利は安い傾向にあります。
具体的には
- PayPay銀行
- auじぶん銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行など
さまざまな銀行があります。Pay Pay銀行やauじぶん銀行、楽天銀行などそれぞれの経済圏を持っている企業が多く、住宅ローンを借りることでそこの経済圏への誘導も目的としています。
そんなネット銀行のメリット、デメリットについて紹介します。
ネット銀行のメリット
ネット銀行のメリットは
- 変動金利が安い
- 店舗に行かなくていい
です。
変動金利が安い
圧倒的なメリットは変動金利の金利が安いことです。
今では変動金利で0.3%台のところもあります(2022年2月現在)
100万円借りても、年間3,000円しか利息がないという状態です。銀行の利益があるのか不安になる程です。
ただ、こちらはネットで完結することで店舗運営費などを削ることや、人件費削減などで賄っているようです。ただ、それでも安すぎるという面もあり、そこは各社の経済圏への誘導のためのいわば広告塔の役割をしています。
金利についてはネット銀行の右に出るものはありません。
店舗に行かなくていい
続いてはこちらです。
私たちは実際には地方銀行でローンを借りたのですが、実際ことあるごとに店舗に行かなくてはいけないためそれが結構面倒です。
その点ネット銀行はネットで完全に解決できるため、メリットと言えます。
ゆとり世代以降の人は特にネットの方が楽ですよね!
ネット銀行のデメリット
つづいてネット銀行のデメリットです。デメリットは
- 本審査が厳しい
- 支店がないため細かいサービスがない
- 土地先行融資やつなぎがないところが多い
です。
審査が厳しい
まずは審査についてです。ネット銀行は審査が厳しいと言われています。
勤続何年以上じゃないといけないとか自己資本がどれくらいないといけないか?とかです。
ネット銀行は上でも紹介したようにできるだけ人件費をかけないように営業しており、ある程度機械が判定していると思われます。そういう意味では人ならではの融通が効きにくいです。
そのため、結果的には審査が厳しくなってしまいます。
支店がないため細かなサービスがない
支店での手続きではないため審査に時間がかかったり、わからないところを聞きにいくことができる店舗もありません。
そのため人によってはなんとなくドライな感じがしてしまうかもしれません。
ただ、人件費分金利が安いのである程度は仕方ないです。
土地先行融資やつなぎがないところが多い
私たちにとって一番のデメリットがこれでした。
メインブログでは紹介していますが、私たちは土地を先に契約して1年以上先に着工するというイレギュラーなスケジュールでした。
その場合は土地を住宅ローンに入れるためには、土地先行融資かつなぎ融資をしてもらわないといけません。
なぜなら住宅ローンは住宅に対して使える格安の金利のため、土地だけの購入では通常使えません。ただ、特例で土地から買って家を建てる場合のみ住宅ローンに含めることが許されています。
なので土地とセットであるということが証明されないといけないです。ただ、現実には住宅ローンの金額が振り込まれる前に土地の契約自体は終わります。そのため、現金で買えない人たちはつなぎ融資か土地先行融資をしてもらう必要があります。
ただ、ネット銀行は基本的にこの2つができません。
理由はつなぎや土地先行融資は手続きが複雑になるためその部分に人件費がかかってしまったり、個々の状況のチェックなど(しっかり家がその土地に立つか?)が必要になるため、人件費をできるだけかけないネット銀行では難しいというのようです。
なのでネット銀行は基本的にマンションや建売など、土地と建物がそもそもセットでローンのタイムラグがないものでしか基本的につかえません。
注文住宅で使おうと思うと
- 土地を現金で買う
- 他の銀行で初め借りて、あとで乗り換える
しかありません。そのため注文住宅を建てる人にはあまり向いていない銀行となります。
金利が安いからネット銀行が良かったけど結構難しいね。
私たちの体験談はこちらで紹介しています。(ちなみに楽天銀行は1年間つなぎができるみたいです)
地方銀行の特徴
地方銀行とは全国展開している大手の銀行とは違い地方をメインで活動している銀行のことです。
〇〇(市の名前)銀行とかだよね。
上場している銀行もありますが、規模としては大手銀行より小さいです。
ただ、各地域で影響力があったりするため、いろいろなところで融通が効きやすい印象があります。
地方銀行のメリット
地方銀行のメリットは
- 融通が効く
- 店舗があり色々と相談に乗ってくれる
- 審査が通りやすい
です。
融通が効く
まずはネット銀行と比べていろいろなところで融通がきくということがあります。
例えば
- 土地だけ先行して融資して欲しい!
- 住宅ローン借りる前に転職したい
など個別の案件についても相談することができます。
ネット銀行>大手銀行>地方銀行>信金系
の順で規模感が小さくなるからか人と人の側面が増えてきます。なので融通がききやすいです!
私たちも地方銀行で無事土地先行融資してもらうことができました!
ここが地方銀行などの一番のメリットですね。
店舗があり色々と相談に乗ってくれる
また、店舗があるため、そこがデメリットにもなりえますが、申請書類などを銀行員さんに直接みてもらいながら記載することもできるというメリットがあります。
銀行のローンの申請書類は意外とどこに何書いたらいいかパッとわからなかったりします。
その点地方銀行など店舗がある銀行は直接みてもらいながらかけるのが良い点です!
やはり直接の方が安心感はありますね。
審査が通りやすい
融通にも関与しますが、審査が通りやすい側面があります。おそらく審査書類や審査を人がやっているため、理由づけができれば転職後すぐだったりしても、通常通りのローンを借りることができたりします。
実際我が家も途中で職業職場の変更(一度退職あり)がありましたが、特に問題なく対応してくれました。
地方銀行のデメリット
続いては地方銀行のデメリットです。それは
- 住宅金利が高い
- その地域でしか借りれない
です。
変動金利がネット銀行と比べて高い
まずは金利です。地方銀行は上で紹介したネット銀行などと比較しても金利は高いです。
ある程度の人件費などがかかってしまうのでしょうがないですよね。
ただ、状況によっては金利を相談できる場合もあるので交渉が必要かなと思います。
その地域でしか借りられない
地方銀行は地元にある程度根ざしてます。店舗も全国にあるのではなく地域限定です。そのためローンを受けることができるのは自分の地元にある地方銀行です。
地域が限定される。というデメリットがあります。
ただ、色々融通がきいたことから私たちは地方銀行としました。
信用金庫の特徴
続いては信用金庫です。
信用金庫とはその地域のための金融機関として営業している非営利的な銀行です。そのため地方銀行よりもその地域への特異性が高く地域が現地されますが、その代わり何かと融通が効く最後の砦のような金融機関です。
信用金庫のメリット
そんな信用金庫のメリットは
- 審査に柔軟性がある
- 店舗があり、サポートやサービスが手厚い
です。
審査の柔軟性がある
地方銀行と同様に審査の柔軟性があります。そもそも非営利的な銀行であるため、できるだけ貸してくれる方向に考えてくれます。その点はメリットです。
人柄だったり、関係性など書類にはならないところを考慮してくれる側面があります。
人と人が一番現れるのが信用金庫です。
店舗があり、サポートやサービスが手厚い
また、地方銀行同様に店舗があるため、そこで申し込みを直接したりすることができます。
これは地方銀行同様にメリットです。
信用金庫のデメリット
反面デメリットは
- 地域を限定されているため、その地域から外れる場合に面倒
- 口座が使いにくい(大手銀行などに比べ)
です。
地域が限定されるため、その地域から外れる場合に面倒
信用金庫は地方銀行よりもさらに範囲が限定されます。場合によってはその市と隣の市くらいまでしか範囲ではない可能性もあります。
注文住宅を建ててその地域に住み続ける場合はあまり大きな影響はないかもしれませんが、例えば出向などで転居が必要になった場合など、その地域から外れて住宅ローンを払う場合は借り続けれらなくなってしまう。
という点がデメリットです。
口座が使いにくい
また、信用金庫によっては、ネットバンキングに対応していなかったり、大手の銀行では当たり前のようにできる口座機能が使えないというのがデメリットです。
住宅ローンを借りる場合は、給料振替口座をその銀行にすることを求められたり、住宅ローンが引き落とされる口座があったりと何かと口座を使うことが多いですよね。
その点大手銀行の使い慣れたネットバンキングが使えないことはデメリットです。
大手銀行の特徴
続いては大手銀行です。大手銀行とは、みずほ銀行や三井住友銀行などの財閥系の銀行です。
誰もが聞いたことがあるような銀行と思っていただけるとわかりやすいかもしれません。
大手銀行は大体が上場企業です。
大手銀行のメリット
そんな大手銀行のメリットは
- 契約者サービスが充実している
- ネット銀行ほどではないが結構金利が安い
があります。それについて実際に説明していきます。
契約者サービスが充実している(団信が充実している)
まずは大手銀行は魅力的な団体信用生命保険があるということがあります。
などなど魅力的な色々あります。充実した団信は大手銀行のメリットですね。
実際に複数社を検討して団信も比較しておきたいところでです。
団信は本当にいろんな種類があるのでしっかりと検討が必要です。
ネット銀行ほどではないが結構金利が安い
大手銀行はネット銀行ほどではないですが金利が比較的安いです。これは大手銀行は元々財務が安定していることから安い金利を提案できる。ということだと思います。
金利の安さでランキングをすると
ネット銀行>大手銀行>地方銀行=信用金庫
です。なので住宅ローン金利は結構大手銀行は安いというのはメリットです。
大手銀行は金利も安く、団信も充実している点が大きなメリットです。
大手銀行のデメリット
続いては大手銀行のデメリットは
- 審査が厳しい
- 土地先行ローンなどがいけない場合も
です。
審査が厳しい
まずは大手銀行はネット銀行同様に審査が厳しいです。やはり金利が安いということは支払いが滞ってしまうリスクをできるだけ排除しなければならないため審査が厳しいです。
そのため、
- 最近転職した
- 不安定な仕事
などの方は審査が通らないということが起こり得ます。その点は注意が必要です。
ただ、反面その点がクリアできる人にはいい銀行です。
土地先行ローンなどがいけない場合も
大手銀行もネット銀行同様に長期のつなぎローン(1年以上)や土地先行融資が厳しいというデメリットがあります。
企業が大きければ大きくなるほど、人による裁量が少なくなるためです。つまりその人の個々の状況により沿って融資を決定するというよりは情報を精査(年収、健康状態など)で融資を決める形です。
なので個々の状況に応じた融資は地方銀行と比べる難しくなってしまいます。
ただ実際可能かどうかは個別相談のところもあるようなので問い合わせてみてくださいね。
フラット35の特徴
最後はフラット35です。
フラット35とは民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する、最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。
フラット35には一般的なフラット35と、長期優良住宅などのある条件を満たせが金利が優遇されるフラット35Sがあります。
固定金利を考える人のほとんどがフラット35を検討させると思います。
フラット35のメリット
フラット35のメリットとしては
- 団体信用生命保険なしで借りれる
- 転職したばかりの人でも借りやすい
- 頭金を入れれれば固定金利が安い
があります。特に団信なしで借りれるというのはフラット35の大きなメリットです。具体的に説明します。
団体信用生命保険なしで借りれる
フラット35では団体信用保険の加入は任意となります。そのため
- 健康上の理由から団信の入れない人
- できるだけ金利を安く固定金利を借りたい人
などにとってはフラット35一択のような状況になることもあります。
団信を入れないと固定金利なのに状況によって金利1%をきることも….
転職したばかりの人でも借りやすい
審査は住宅金融支援機構の融資条件をクリアしていれば借りることができます。具体的に条件は
- 申込時の年齢が満70歳未満の方(親子リレーをご利用の場合は、満70歳以上の方もお申込み可。)
- 日本国籍の方、永住許可を受けている方または特別永住者の方
- その住居に住宅ローン完済まで住むこと
です。また借りられる額については下のような条件となります。(MAX8000万円)
年収 | 400万円未満 | 400万円以上 |
---|---|---|
基準 | 30%以下 | 35%以下 |
頭金や条件をみたせば金利が安い
フラット35はいろいろな条件を満たせば金利が安くなります。
具体的には融資率が90%以下となると優遇した金利で借りることができます。
また上でも紹介したように団信をつけないなどするとさらに金利を下げることができるため、固定金利で出来るだけ金利を抑えたい方はフラット35が良いと思います。
フラット35のデメリット
反面デメリットもあります。それは
- 頭金がないと金利が高い
- 上限が8000万
- 固定金利しかない
です。それぞれ説明します。
頭金がないと金利が高い
フラット35は返済率90%以下かどうかで金利が変わります。
そのため頭金なしで借りることもできますが金利が高くなってしまいます。
融資率 | 金利の範囲 | 最も多い金利 |
---|---|---|
9割以下 | 年1.430%~年2.350% | 年1.430% |
9割超 | 年1.690%~年2.610% | 年1.690% |
と金利にしてもらうけど0.26%ほどの違いがあります。大手銀行の一番手厚い団信でも+0.3%ですからかなりこの金利差は大きいですよね!
なので頭金はあまり出せない!という方は選ばない方が良いかもしれません。
頭金は無理して出さない方がいいですが、金利のためなら頑張る必要があります。
上限が8000万円
続いては上限があるということです。今の家はどんどん高くなってきています。
ハウスメーカーだと建物と外構などで総額で5000万というケースも増えてくると思います。
そうなると土地が高い都内では容易に1億近くの総額がなるということもあります。
その場合は8000万までしか借りられないフラット35では総額が借りられなくなってしまいます。
この上限もフラット35のデメリットです。
固定金利しかない
またフラット35は固定金利しかありません。
固定金利は金利がずっと変動しないという大きなメリットはありますが、変動金利に比べると現時点では金利は高めです。
そのため月々の支払いは固定金利の方が多くなるため変動金利を考えてる!
という方にはフラット35はそもそも検討できません。
以上がそれぞれのメリット、デメリットでした。
どこがいいか?は個々の状況によってちがうのでそれぞれ検討してみましょう
それぞれの銀行が向いている人は?
ではそれぞれの銀行はどんな人に向いているのでしょうか?これらの特徴をもとに独断と偏見で向いている人をまとめてみました。ではそれぞれ紹介していきます!
一つの参考にしてください。
ネット銀行が向いている人
まずはネット銀行が向いている人です。それは
- 変動金利をできるだけ安く借りたい
- 土地を持っているまたは土地を現金で買える
- ネットでの手続きでも問題なし
です。
ネット銀行の特徴はなんといっても変動金利が安いところです。これらを受ける際には色々な条件がありますが、それらを満たしている人にとっては第一候補になるのではないでしょうか。
私たちも土地があればネット銀行で行けたのに….
地方銀行が向いている人
続いては地方銀行が向いている人についてです。それは
- いろいろ相談しながら手続きしたい
- 土地を持ってない
- 土地購入から建てるまでの時間がある
- 店舗に行くのが苦痛じゃない
です。地方銀行、信金は融資額、融資方法、融資の審査などで融通が聞くということが大きなメリットです。
また、実際の店舗もあるためサービスも手厚いです。その分金利が高くはなりますが、土地を先行して融資をしてもらいたいという方などには第一候補になるかなと思います。
信金が向いている人
続いては信用金庫です。信用金庫の向いている人は
- その地元から移る気がない
- いろいろ融通を聞かせてほしい
- 金利よりサービスが手厚い方がいい
です。こちらも地方銀行と概ね変わりません。そのためサービスが手厚いなどのメリットは同様です。
ただ、地方銀行との違いは、地方銀行よりさらに地域に根付いているため、その地域限定である点は注意が必要となります。
自分の地元の信用金庫が条件に満たすか調査が必要です。
大手銀行が向いている人
続いては大手銀行が向いている人についてです。それは
- 上場企業や公務員など安定してる職種
- 年収が高い人
- 手厚い団信をつけたい人
です。大手銀行の特徴としては
- 金利が比較的安い
- 団信が豊富
ですが、その代わりに審査がきびしいです。そのため、審査が通りやすい大手の企業や公務員などの安定している職種、年収が高い人が向いていると思います。
また、年収が安いとそもそも借りれないなど大手がゆえに敷居が高い印象はあります。ただ、ネット銀行とは違い店舗も全国にあるので、申請などの時に店舗に相談に行くことができるというはメリットです。
大手銀行の特色のある団信は魅力的です。
フラット35が向いている人
最後にフラット35についてです。フラット35のメリットは
- 固定金利で考えたい人
- 頭金は用意できる人
- 団信をつけれない、つけたくない人
です。
フラット35については固定金利という縛りはありますが、
- ローンを借りやすい点
- 通常団信を付けなくても借りれる点
からフラット35はこの点をが大きなメリットです。健康上の理由から団信を付けれない人にとってはフラット35しか選べないという状況ですね。
まとめ
今回は各銀行の住宅ローンの特徴をまとめて、それぞれの銀行に向いている人について紹介しました。
住宅ローンは意外と借りられればいい!というものではなく、団信や金利など色々比較するものがあります。
また、注文住宅の場合は、マンションのローンなどと比較しても土地が別である点や建物がまだない点から意外と複雑です。各銀行の特徴はこちらでした。
/ | ネット銀行 | 地方銀行 | 信金 | 大手銀行 | フラット35 |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 変動金利が低い | 融通が効きやすい | 地方銀行同様 | 大手の安心感がある 審査は厳しめ | 固定金利のみ |
メリット | 変動金利が安い 事務手数料がかかる 事前審査は緩め | 審査は大手よりはゆるい 近くに店舗が多く行きやすい 融通が効きやすい (建てるまでの時間や土地先行など) | 融通が効きやすい 近くに店舗が多い | 大手の安心感がある プランが多い | 団体信用生命保険なしで借りれる 転職したばかりの人でも借りやすい 頭金を入れれれば固定金利が安い |
デメリット | 融通がきかない (土地先行などない) 本審査が厳しい | 金利はネット銀行より金利が高い | 転居で利用できなくなることも ATMなどが使いにくい | 頭金が必要 融通はきかない 審査が厳しい | 頭金がないと金利が高い 上限が8000万 固定金利しかない |
今回はそれぞれの状況においてどの銀行が向いているかをまとめました。
ぜひしっかりと銀行を検討してみてくださいね!
住宅ローンはしっかり検討しておく必要があります!
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